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WSJT-X 1.6.0

三月末 WSJT-X v1.5.0-devel を書いたが、 Ubuntu Vivid Vervet 15.04 にもと思ったが、 ppa に wsjtx-dev のパッケージがナイと言う。

それで已むなく wsjtx-next つまり v.1.6.0 を Debian/Ubuntu WSPR in WSJT-X Install instructions に従ってインストールしてみた。

起動してみると、ナント、エラーが出るではないか。
Ubuntu Utopic Unicorn 14.10 と全く同じ環境なのだが。

Sound inputSound output

Settings の Audio タブを見て唖然とした。

Setting Audio

Ubuntu Utopic Unicorn 14.10 下の v.1.5.0 では
alsa_input.usb-Burr-Brown-from_TI_USB_Audio_CODEC-00-CODEC.analog-mono
alsa_output.usb-Burr-Brown-from_TI_USB_Audio_CODEC-00-CODEC.analog-mono
が入っており、より古い v.1.1.0 でも alsa- なんとか言うものになっていた記憶があるが。

USB Sound のドライバーが Vivid では抜けたのだろうか。

急遽 Ubuntu Utopic に

少し前から WSJT-X 1.4.0rc2 とか JTSDK とかにチャレンジしていた。
多分他のアプリケーションも模索しながらいじっていたハズだ。
少し前から WSJT-X 1.1 r3496 で送信開始時にパタパタと ON/OFF を繰り返すような動作が度々あったが、 QSO には差し支えていなかったので、辛抱していた。

そこへとある縁でメールを交わすようになったロシア人から「グッドニュースだよ、 WSJT-X 1.4.0 rc4 r5007 が公開されたよ」と通知があった。(モチロン英語で)

ダウンロードしてインストールしようとすると、ソフトウェア・センターが「パッケージの品質が悪いです」と宣(のたま)う。

特段初めてではナイ。 rc2 の時もそうだった。 モチロン「無視して」インストール。
起動後、 kvasd エラーが出るが、これはあとから対処するにしても、送信ボタンを押してもリグが送信状態にならない。

rc2 の時それは「パッケージの品質が悪い」に起因していると、思い込んでいた。
もうひとつ心当たりがあった。 Ubuntu Trusty 起動時に出ていた「システムエラー」がいつの間にか出なくなっていた。
恐らく Ubuntu に致命的な部分があるに違いないと考え、 HDD を更新して Ubuntu も新しくしようと決断した。

ショップに行くと今まで使っていた Hitachi の HDD がなく已むなく Seagate にした。
Ubuntu Utopic インストール後真っ先に WSJT-X 1.4.0 rc4 をインストール。 過程は今までと変わりない。
起動前に必要ファイルをインストールして、起動してみる。

アリャ、 kvasd 忘れた。
kvasd エラーがズラーッと。

Enable Tx をクリックしてみる。
やっとリグの送信ランプが光った。

いろんなことに手を出さなきゃこんなことにはならんかったものを・・・・。