カザフスタンは中国のスグ向こうだから QSO の機会も多い。
そこでカザフのアワードを調べてみた。
MAC (Manager Award Center) なる機関があって、そこで要件チェックするらしい。
「全てのアワードは電子媒体と紙媒体で発行される」と冒頭に謳ってある。
その多くが QSL コンファームを必要としないため、 cabrillo 形式が標準とされているが、サイトのページには明文化されていない。
ВЕЛИКИЙ ШЕЛКОВЫЙ ПУТЬ Diploma GREAT SILK ROAD のように MS-Word doc, MS-Excel xls やプレインテクストでというのもある。
概ねサフィックス・トップレターで 14 州或いはニ都市に区分される。
トップレター B は B 州だったり、現首都のアスタナの区 Z だったりするし、トップレター Q は Q 州だったり 旧首都のアルマトイの区 G だったりする。
宇宙基地のバイコヌールは K 州であるが、別格らしくトップレター S を割り当てられている。 2050 年までロシアが租借とのこと。
コールサイン検索するデータベースが用意されている。
掲載されていない局は qrz.ru (登録必要・無料)で見つかることもある。
ロシアの RDA のような KDA が 210 あるが JA と異なり全国 1,000 人余では全ての KDA に局がいるわけでなく、 州の半数はハムが 50 人未満。
なので、 バンド・モードによっては州さえクリアできない。
しかし W-10-KZ という「カザフ局 10 局 QSO する」といったイージーなアワードもある。
続く 30・50・70・100・150・200・300 と全てデザインがチガウ。
「シングルバンドでニ都市 12 州」という KAZAKHSTAN-** といったアワードもあるが、残念ながら 15m は一州足りなかった。
モチロン KDA アワード もあるが、 第一歩は KDA-10 からなので難しくはない。
何よりも QSL 必要ナイ、 GCR 必要ナイ、ディジタル・アワードでよければ「無料」というのは気楽に取り組めるのでは。