最小インストールの落とし穴

QSL の電子化に私は Epson FF-680 というシートフィード・スキャナーを使っている。
フルインストールのときは Linux ドライバーを入れれば使えた。
今回は canberra-gtk-module のせいでスキャナーが認識されない。

ところが、canberra-gtk-module をインストールしてもまだ認識されない。
どうやらcanberra-gtk-module は openjdk がないと働かないようだ。フルインストールには当然入っていて気づかなかった。

jpeg が必要なら pdftoppm コマンドでデフォルト 150% サイズで出力してくれる。

pdftoppm -jpeg abcdef.pdf XYZ

Ubuntu Focal と CQRLog

以前にもチャレンジしていたが、 CQRLog が正常にインストールできないでいた。
CQRLog では mariadb なんだが、標準インストールの mySQL-8.0 がジャマをする。 Ubuntu Bionic では問題なかったのだが。

年明けに GNOME 設定が消えたとき、今回「今更 Bionic でもなかろう」と再び Focal に挑戦することにした。幸い 20.04.1 にもなってるし。

改めて検索すると、次の記事が見つかった。
New Ubuntu and latest cqrlog

mini.iso でなくてもいいだろう、KDE でなくて GNOME でもいいだろうと考え、「最小インストール」を実行した。

sudo apt-get install lazarus git
git clone https://github.com/ok2cqr/cqrlog.git
cd cqrlog
make
sudo make install

これで cqrlog と叩いても、しばらく起動しないし、 mysql のエラーも残る。
cqrlog debug=1 でも変わらなかった。

sudo ln -s /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libmysqlclient.so.21 /lib/libmysqlclient.so

これで起動はするようになったが、入力ウィンドウが閉じられない。 QSO list はスグ閉じてくれる。
そこで思い出したのが cqrlog 2.3 and 2.4 very slow to start on Ubuntu 19.10 の dbus 関連だった。
今の cqrlog.desktop は次のようになっている。

[Desktop Entry]
Name=CQRLOG
Comment=Advanced logging program for hamradio operators
Exec=dbus-launch --exit-with-session cqrlog debug=1
Terminal=false
Type=Application
Icon=cqrlog
Categories=Network;HamRadio
Keywords=Ham;Radio;Log;cqrlog;

これで起動も終了もエラーなく行える。

GNOME 設定消えた

明けましておめでとうございます。

年明けの夕方、とあるサイトのログイン・アプリに挑戦。
パスワードは保存されているのだが、毎回コールサイン入力を迫られる。
それで WWPas なるアプリを導入せよと。
ところが sudo apt update 段階でエラーが発生。 どうも GoogleEarth が原因だという。
インストール時に「ソフトウェアとアップデート」に登録したらしい。
しかし、 GoogleEarth にはバージョンアップの確認などの項目がない。
それで GoogleEarth もチェックを外したり、付けたりしてアップデートした。
どうもうまく行かんわと WWPas 導入は諦めた。

CQRlog で LOTW コンファームのデータをダウンロードしていたら、急にダウンロード速度が落ちて、やがてはネット接続がタイムアウトしてしまった。

再接続を試みるも「設定」ボタンがなくなってるし、電源ボタンを展開たときに「設定」アイコンにペケが付いていた。

Ubuntu 20.04.1 で確認したのであるが、synaptic で「すべてアップグレード」を押すと gnome-control-center 「GNOME 設定」が実行すれば、削除されると予告が出ることがわかった。
それにしても通常のホームユースでは削除候補に上がるとは思っても見ないだろう。ウンターネット接続ができなくなってしまうのだから。