Ubuntu Noble

過日 24.04 Noble をインストールしようとした時はライブ USB さえ IRQ エラーが出た。しかしその後 “No irq handler for vector” でヒットした記事を目にした。 BIOS 更新せよと。
今まで 8.10 Intrepid 以降 BIOS 更新の必要に迫られたことがなかった。

この M/B は 2021/06 購入で BIOS は 2020/12/28 F31 だった。 三年近くなるが、なんと F38 まで上がっていた。 日付は 2024/03 だった。

いつも通りにパスワード六文字打って Install クリックしたらウィンドウが消えてしまった。

難儀したのは Dock の Trash を消そうとしたが、てっきり忘れてたんだろう。 次回のためにここに残しておこう。 Gnome Extension をインストールして Ubuntu Dock の設定にあった。

しかしそれどころではない重大な不具合が見つかった。
今までどのバージョンでもウィンドウサイズを自由に操作できた、当たり前のことだと思っていた。
以下のアプリではサイズ固定になり、変更のためには Alt + F8 を押して対応しなけれならない。

  • X CQRlog
  • X LibreOffice
  • X Psensor
  • X Chromium
  • X Synaptic
  • X Kate
  • X Gimp
  • X Inkscape
  • X JTDX

Psensor は「ウィンドウの位置とサイズを記憶する」になっているが、 ©2014 だから致し方ないだろう。
JTDX はタテモニターに置いているが、時折デコード画面を伸ばしたいことがある。
今まで通り操作できるのは

  • FireFox
  • Vivaldi
  • Thunderbird
  • Nautilus
  • App. Center
  • Gnome-Terminal
  • PDFArranger
  • Gedit

python3 も 3.12 でなく 3.10 を起動する手段がないらしいのもガンだ。 まだ python3 を試してないが。

インストール直後は「設定」ウィンドウの世話になるが、その設定ウィンドウが開くのが極めて遅かった。 今でも起動直後はやや暫くかかっていることもある。

nautilus ウィンドウが高速ブルブル

2024-02-10 gedit 起動しても日本語変換がうまく行かないことがあった。
そしてテキメンだったのは nautilus を起動しても高速ブルブルで目当てのファイルさえ開けないほどだった。
取り敢えず gedit で AI に相談する質問文は作っておいた。
何が原因なのか見当もつかない・・・

翌日カセット式の M2.SSD を取っ替えて Fedora 36 を起動してみる、やっぱり同じだった。
そこで ChatGPT に相談してみるも、やはり日本語変換ができない。 やむなく拙い英語でやりとりをした。
AI の回答は「グラフィックボード周りをチェックせよ」とのこと。 amdgpu もインストールしてないので、ビデオカードを取っ替えるしかないな。 それにしてもまだ一年半ほどなんだけどなあ・・・

確かに Gigabyte RX-5500XT に取り替えると症状は消えた。 ファンステーで 100mm ファンをビデオカードに向けて微風で回してたので、ホコリなどが基盤面に付着したせいなんだろうと思っていた。

過日ビデオカードを分解する YouTube を看たことがあった。 LED も付いてないので、前にトラブったビデオカードも開けてみようかな。
Gigabyte Eagle RX-6600 はウラに 8 本、ブラケット側に 4 本のビスがあった。 ファン・コネクターを抜いてみるとカンタンに分離できた。 最初に最も重要なグリース部分を触ってみた。 指にさえグリースが付かないほど硬くなっていた。
基盤面にはホコリの付着なんか見られなかった。

それにしても psensor が異常値を指さなかったのはどうして?

GPU 周辺にチップが二個ずつ L 型に並んでいて、ヒートシートが乗っていたが。それも硬かった。
しかしヒートシンク側に細長いバー状のものが二本並んでおり、それにもシロのヒートシートがある。そのヒートシートは硬くなく、分解時に注意が必要だ。

それでグリース塗り直しとヒートシート交換を行うことにした。 ヒートシートは M2.SSD 用に購入したのがある。
組み直し中 6 本目のビスを回している時、「ア、ヒートシートのフィルム剥がすの忘れてた」とやりなおしたことも。

今日 RX-5500XT –> RX-6600 に換装したところ、無事に使えている。 結果的に熱処理によるものだったと考えられる。
RX-5500XT と RX-6600 とでは GPU junction 温度で RX-6600 の方が 2 °C 高い。
たった一年半で当時 \63,000 も出費したのだからサイテーもう一年半は維持したい

今頃見つけた欠陥 – CQRlog

先ごろ 24.04 Noble で CQRlog を起動したとき、14 ~ 18 秒もかかっていた。 /home/NAME/.cqrlog は 22.04.4 Jammy のものを使っていた。 どうやら Noble のせいでデータベースに異常が起きたらしい。
しかし Noble がぶっ飛んで Jammy に戻っても Noble のときと同じく 14 ~ 18 秒もかかる。

やむなく以前の Jammy の cqrlog フォルダを適用して新しい QSO をインポート。 ちゃんと 3 ~ 4 秒で起動する。
ところが移動運用したときの移動地情報がインポートされていないことに気づいた。 エクスポートしたときはまだ気づいてなかった。 html エクスポートは Profile 表示があるが、adif にはない。

相談すると QTH Profile は <APP_CQRLOG_PROFILE> タグで扱うとのこと。 運用地番号 | 運用地 Loc | 運用地 | リグ情報 | をパイプ記号で区分するとのこと。(スペースは見やすさのため)
現状では QTH Profile はインポートもエクスポートもされない(重要)し、QTH Profile に沿った <MY_GRIDSQUARE> に置き換えてくれる親切心はない。
そこでインポート前に

cat pediA.adi | sed -e "s/<EOR>/<MY_GRIDSQUARE:6>運用地 Loc <NOTES_INTL:20>運用地番号|運用地 Loc|運用地|リグ情報| <APP_CQRLOG_PROFILE:20>運用地番号|運用地 Loc|運用地|リグ情報| <EOR>/" > pediA-1.adi

のように変換して pediA-1.adi をインポートする。 そうすれば検索ウィンドウから My Locator で検索もできる。 リグ情報は空白可能。 検索さえできれば Group Edit から編集もできる。
<MY_GRIDSQUARE:6>運用地 Loc を入れないと通常のホームの Loc になってしまうのを避けるため。

それにしてもこの手の苦情が CQRlog のフォーラムに見つからなかった、或いは移動運用者には使いにくかったのかなあ・・・ SOTA や POTA やる人には。