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ブラザー・プリンター (2)

顔料 4 色機であるから、写真画質が忠実でないのは致し方ない。
価格.com レビューに「pdf を直接プリントすると縮小される」というのが気になった。
ハガキサイズ 148 x 100 フチナシのカードデザインをプリントしたら 141 x 41 になってしまった。 win ではブラザーのアプリからプリントすればマトモになるらしい。

そこで win はどんなことしてるんだろうと調べた。「フチナシ印刷」。
すると A4 では US レターサイズを指定させていた。
それで改めて Linux 側の設定を見ると Postcard Borderless って用紙区分がある。
ナルホド、じゃ、それを試してみよう。「ナヌッ」 確かにフチナシ印刷にはなっている。
しかし天地左右が 2mm ずつ切れてしまっていた。左端から 2mm くらいのところにコールサインを置いたデザインだったからテキメンにわかる。
「お前、そうじゃないだろう」、フツーの写真ならゴマカシも効くだろう。

斯くしてフチナシの必要が出たときには Epson 機に働いてもらわなければならない。

ブラザー・プリンター

記憶ではずっと Epson EP-801 から EP-811 までオール染料の機種。
しかし何度か水濡れした封筒を受け取ったことがあったので、顔料インクの機種を探そうと思った。
Epson 機での不満は重送(二枚差し)くらいだったが。

「今度ブラザー使ってみようか」
価格.com でピックアップしたのが 2021/09 発売の DCP-J4140N。

  • ハガキが 51 枚積める
  • プリントが高速
  • インクが大容量

モチロン、レビューの「一年ほどで罫線ガタガタ」といったのは読んでいる。
メインが QSL プリントだからと覚悟を決めた。
Amazon ポイントがあったので実質 \20,000 切って購入できた。

ドライバーがこの時代に 32 ビットだというのだ。
クロの思考ノートのページに従ってうまくインストールできた。

無線 LAN である必要性もないから USB ケーブル接続。
セットアップはテストプリントをスキャナーにかけ、自動でキャリブレーションするというシステムだった。 低廉機ばかりの私にはモヤモヤの中でやっていた。

実は去年の分も未発行があったので、3,800 ほどプリントしなければならない。
QSL の印字位置を調整 (glabels)。 取り敢えず 10 枚プリント。「速っ
600 か 700 くらいプリントした頃、「紙送りトラブル」。それを数回繰り返すと「紙送りローラーをキレイキレイせよ」って。 3,800 終わるまで数回キレイキレイした。

このキレイキレイと給紙トレイへの用紙補充、これらの時間を含めて実質 8 時間くらいだろうか、とにかく速かった。データは 300 枚で区切っていた。
ただ排紙トレイからの取り出しがスムーズでない。 A4 なら補助トレイを引き出すから問題ないが。 それでボール紙で排紙トレイを二つ作って元々の排紙トレイの上に置いた。 ハガキサイズをメインでこの機種を使うのは想定外であろうとは思う。

仕様としては給紙トレイはハガキ 51 枚だが、プリントパックのアート上質 180kg で 56 枚積むことができた。 Epson 機は下段でさえ 40 枚程度だった。
80 枚積めるのも他社含めてあるが、プリンターに \50,000 の気はない。

M2.SSD のケースシステム

「何とか左パネル開けずに M2.SSD を手軽に交換できないか」ってなことを考えていた。 PCIEX4 延長ケーブルでケース外へとか。 どうも X4 のままの延長というスタイルは需要がないからか商品はないみたい・・・
X4 から取り出して X16 変換でグラフィックボード用途になっている。

昔 5 インチベイの RATOC USB3.0リムーバブルケース(外付け1ベイ)SA3-DK1-U3Z で windows を別 HDD/SDD に入れて使っていたことがあって、これの M2.SSD バージョンがあれば。

あるじゃないですか、ちょっと高いけど。
調べると、2020/07 には市販されていて当時は \8,800 だったらしい。その頃はまだ 2.5 SATA SSD だったので視野に入らなかっただろう。

6/16 日本アマゾンに ICYDOCK MB840M2P-B 発注。 しかしセットであるべき交換用トレイがない。 アメリカ・アマゾンにあったのでソレを発注。

Amazon から届いたはいいが、M2.SSD の向きについての説明も図もなくて、BIOS-EFI が認識せず。 M2.SSD の方向が逆だったみたい。ロック金具を忘れたりも。

そして今まで Crucial P2, P5, SanDisk を使ってきたが、今回 Solidigm 1TB を初めて試す。Fedora 38 をインストールして、KDiskmark をインストールしてベンチマークを試す。取説には class B とあった。 PCIE4.0 として「劣る」のは仕方ない。
M2.SSD を取り出して PCIE カードにセットしたりしてるうちに efi がトンでしまって壊れた。(容量 1GB で認識)
当たりハズレの問題もあるだろう。

今 Solidigm 1TB の二枚目に Ubuntu 22.04.2 をインストールしており、ICYDOCK MB840M2P-B の M2.SSD には両面サーマルパッドを貼っつけただけだが、PC 中最も低温のパーツになっている。室温 32°Cでも sensors の compose が 35°Cになったことがない。今執筆中は室温 25°C compose 25°Cと極めて優秀。