gLabels と市販用紙

アイボール用の名刺が底になってきたので、gLabels に馴れるという面も含めて、名刺を作成してみようと思った。
地元の家電量販店に行くが、サイズはどうもワンパターンらしい。

間違って両面印刷用の A-one #51604 を買ってしまったが、91 x 55 サイズの 10 面取りなら同じであろう。
さて gLabels を起動しても、ピッタンコのサイズのものがない。

LibreOffice のラベル印刷だと、Avery Asia を選択すれば、まず使えるように思う。
そしてテンプレート・デザイナーを起動しても、リストアップされたされたメーカーと種類を入力してもエラーになったりするので、選び方もカンタンとは言えない気がする。

メーカーは Avery を選択し、用紙に 8414 を選んだが、エラーになるので 8414A と A を単純にくっつけてみた。 意味不明な挙動である。
挙句にメーカーの謳う 91 x 55 をマトモに鵜呑みしてはならないと悟った。
この設定にするまで普通紙とは言えど 10 枚くらいレイアウトのテスト印刷を繰り返したから。

単体の設定

(4) の値は左右の間隔が 4mm であるので単体の値として 2mm とした。

ページの設定

あいにくデザインセンスに乏しいので、フチまで印刷することは考えていないが、その必要があるなら 0.1mm 単位で調整していただきたい。
使用プリンターは EPSON EP-801A、もう三年ほど前の機種だが。

出来上がった名刺

プログラムの問題 — Ubuntu

Quantal が発表されてまもなくダウンロードして、それまで Lucid があった 320GB HDD にインストールしてあった。 が、今まで経験したことのないアラートが出る。

システムプログラムの問題

一方、Maverick からずっとアップグレイドで使っていた Oneiric も相前後して同じアラートが出だした。 何が原因かはわからなかった。

最近漸くそれを解明しようという気になった。

ExecutablePath
/usr/lib/udisks2/udisksd
Title
udisksd crashed with SIGSEGV in ffi_call_SYSV()

ということでどうやらディスク関係が問題のようだった。
まずは Quantal をインストールした HDD を疑ってみる。
どちらの HDD も三年半ほど前に三本購入したもので、寿命にしては早いなとは思ったが、寿命なら致し方ない。

500GB HDD を購入して Quantal をインストールする。
それでもアラートが消えないし、時々 Documents Downloads フォルダを置いている 1TB USB-HDD を認識しないことがある。 全く USB-HDD は疑ってなかった。 考えてみればさもありなん、 Documents フォルダにあるファイルには毎日のようにアクセスするから、不思議はなかったのだった。

HDD スタンドなるものを購入して 320GB HDD を eSATA で接続。
まだアラートが出るが、今度は

ExecutablePath
/usr/bin/extnded-actions
Title
extended-actions crashed with signal 5 in ffi_call_SYSV()

だったりするが、犯人は gksu の代用としていた marlin だった。marlin-daemon としてエラーが表示される。が、GUI でなく CUI ですれば済む話なので marlin はアンインストールした。

もう一つ、windows とのデータやりとりに使っていた USB メモリも怪しいようなので、必要のないときにはアンマウントした。

これも寿命が近いかと買い換えた。
斯くしてやっとアラートから開放された。

adif ←→ csv — CQRlog

CQRlog では csv ファイルへのエクスポートは SOTA サイトへの出力というトンデモナイ前提になっていた。

検索しても adif への出力ソフトはいっぱいあるのに、その逆となるとなかなか見つからない。 Ubuntu にこだわっているからに過ぎないが。

ドイツ局 DL2KI による ADIF2CALC / ADIF2KML という LibreOffice Calc で利用できるのでダウンロードしてみた。KML は Google Earth に出力するものであるが、ここでは割愛する。

変換方法

Calc で開くと、「マクロのセキュリティ設定のためマクロを実行できない」旨のアラートが出るので、予め「ツール」 → 「オプション」 → 「セキュリティ」で「マクロ・セキュリティ」ボタンをクリックして、「低」にしておくとよい。

さて開くとドイツ語表示になっているが、そこは目をつぶろう。

操作はまず “ADIF-Daten importieren” をクリックすると、

内容を表示できません

と出て、adif ファイルを開くことができない。( Calc は adif が何者であるかを知らない)

それで、このダイアログに adif ファイルをドラッグするという強硬手段に出てみた。
なんとうまく行って、adif を置いていたそのフォルダの詳細が表示され、難なく adif を読みこませることができた。

あとは下の Log タブをクリックして、「ファイル」 → 「名前をつけて保存」で csv を指定すれば、無事出力され、ラベル・プリンティングに行く事ができる。