Gimp 2.6.10 に upgrade

ubuntu は lucid から Gimp が標準アプリケーションから外されたので、バージョンアップに気づかなかった。

それじゃ自分でビルドか、とトライしてみるもヤレ babl がどうの gegl がどうのと上手く行かない。
そこで検索すると、そんな七メンドクサイことをする必要がないことが判った。

$ sudo add-apt-repository ppa:guido-iodice/guiodiclucid
$ sudo apt-get update

このコマンドでアップグレイド可能なものが synaptic に登録されるということのよう。

実行すると gimp ばかりでなく、inkscape, rhythmbox, kompozer なども含まれていた。

gimp-upg10

しかしアップグレードが必ずしもベストでないこともある。今まで使えていた機能が使えなくなることもあるからだが。

gimp 2.6.9 には重大なバグがあったらしく、急遽 2.6.10 になったと言うことのようだった。

تطويل tatweel

前回の記事ではアラビア文字をそのままインプットしていたが、いくらなんでもアラブ世界で同じ作業をしているとは思えない。
普段そんなにアラビア語に触るわけではないので気付かなかった・・・。

fontmatrix というアプリで調べると、tatweel と名づけられた文字がある。フォントによってはハイフンのようでもあり、アンダースコアのようにも見える。

ナスターリクの多いペルシア語では見たことがなかったが、Kashida (کشیده) と言うらしい。
古いが結構大部な辞書は持っている。

前回 hguhgl とインプットしていたのも、hguJJJJJJJJJJJJhgl とすれば العــــــــــــالم が得られた。

المملكـــــــــــــــــة العرييــــــــــــــة الســـــــــــــــعدية

hgllg;JJJJJJJJJJm hguvddJJJJJJJJJJm hgsJJJJJJJJJJu,]dm と入力すれば、この地図のオレンジに走っている文字が得られるという寸法だった。

アラビア語は辞書首っ引きでも十分は読めないが、あの芸術的なデザインには惹きつけられる。

記事タイトルを飾る

現在一ページ三記事にしているが、それだとどうも記事タイトルにアイキャッチがない。

そこでこんなデザイン文字を付けてみた。 アラブ世界で有名な「アル・ジャジーラ」という新聞社のところにあった العالم (al ‘ala:m) という単語を用いた。 勿論意味は「ザ・ワールド」。

العالم

日本でタテ書きの時「し」を引っ張るように、アラビア語では好きなだけ引っ張ることができるということを利用したまで。 欧文だとこうはできない。

しかし暫く inkscape を触っていなかったので、この引っ張り方を忘れてしまっていた。 勿論アラビア語入力のために言語サポートからアラビア語をインストールし、m17n に従って hguhgl と入力した。

結局は「パスを表示させて、グループを解除」して移動させ、必要箇所のパスを引っ張った事になる。