カセットテープの曲を探す

韓国の女性二人組で歌っていた曲をネットで探そうとしていた。 テープのラベルも剥がれ、ケースも歌詞カードも失せていたので、微かな記憶だけが頼りだった。

바니걸스

曲名が 김포공항 だったか 비내리는 김포공항 だったかで「バニーガールズ」だと思い込んでいた。 然も Youtube にあるはずだと、youtube だけで検索していた。

無論 김포공항 といったメージャーな検索語で出てくる訳がない。 しかも思い込みというのは殆ど悲しい結末しかない訳で、勿論ヒットする情報はなかった。

それで歌詞の一部に 비가 내리고 という語句があったのを思い出して入力して見るが、歌に「雨」というのは付きものみたいなものなので、これも有力にはならない。

そこで初めて一般検索に切り替えた。 それでも 버니걸즈 だと思い込んでいるから、ヒットが当らない。 もう一つ記憶にあった歌詞の一部 말도 못하네 を加えてみた。

やっと 다움 のサイトから 현철 という男性歌手とともに歌詞がヒットした。
更に検索を進んで 버니걸즈 ではなく 바니걸스 だったことが判明し、mp3 も掲載されていたので保存させてもらった。

結果的には 바니걸스 김포공항 であれば一発でヒットしたものを。

タグクラウドと wp-cumulus

swf 版タグクラウドとも言える Wp-Cumulus は日本語表示さえ外部プラグインに頼らざるを得ないが、日本語プラスハングルというのはナイみたいだ。

実はこんなショートコードが wp-cumulus でできるのは、あ~知らナンダ。

[[wp-cumulus width="500" height="450" tcolor="ff1493" tcolor2="ffccff" hicolor="0000ff" trans="true"]]

[wp-cumulus width=”500″ height=”450″ tcolor=”ff1493″ tcolor2=”ffccff” hicolor=”0000ff” trans=”true”]

日本語のものは swf が 1.8MB もあったりする。 これは韓国製のデバイスフォントで作ったものなのでわずか 8kb ほどしかない。「美しい」フォントとは決して言えないし、動きがややカクカクしているが軽さは抜群。

一つには wp-cumulus の development version をダウンロードして、展開した fla ファイルを adobe flash に読み込ませて、フォントを指定して character embedding したものを swf としてパブリッシュすればいいらしいが、生憎そんな製品は持ち合わせていない。 日本語版作者も恐らくこの方法を採ったものと想像する。

縦令文字化けしてでも、ハングルのタグが表示さえすれば、なんとかなりそうな気はするが、全く検出されないというのは困ったもんだ。

じゃあ標準のタグクラウドはどうかというと、これまた難しい。 そこでフォーラムで相談すると、TwentyTen でプラグイン・オール・オフでは表示可能との回答をもらった。

フォントは特段指定せず sans-serif がコンセプトなので問題ないはず。 それにしても「プラグイン・オール・オフ」まで譲ろうという気はない。

外部のテーマまでは試していないが、数個のテーマをインストールしてみるも、全くハングルは一向に表示されない。

ところが一つだけ、特別なこともしていないのにハングルが表示されるテーマがあった。 つい先ごろまで使っていた WP.Vicuna で 2.03 は表示パターンが違うので別だが、1.58 も 1.59 も黙ってても表示される。

TwentyTen の tag.php は 700 バイトほどしかないのに、wp.vicuna はその 4 倍もある。 上手に移植すれば使えるのかもしれないが、こちらはそんなウデもない。

勿論その tag.php だけを代入という訳には行かないので、渋々諦めた。 wp.vicuna は妙なところに要らん出力されるタグがあったりして、valid 性が欠けるのでどうも再び使用という気になれない。

TwentyTen の html5 志向の方が寧ろ好みになる。 それでもまだ一ヶ所だけ role="search" 属性を吐き出すファイルを見つけられないでいる。

(追記)

syntaxhighlighter にショートコードを入れると、「タグクラウド」のソースコードがまともに吐き出された。
[ と ] を使っても同じだった。

暫く思案の末、[[ と ]] とでダブルにしてやることで解決した。

세타령

타령は漢字で「打令」と宛て字で書かれるが、朝鮮独特の価値観『恨(ハン)』が芸術に昇華したものらしい。 (Wikipedia)

就中最も有名な세타령(鳥打令)は私が最初に聴いたのが、김 연자(金蓮子)のそれだった。 高音域を活かした美しい彼女の세타령を安っぽいカセットデッキから聴いていた。

今 youtube などにもたくさんあるが、ビデオという「見る」方に主眼が置かれ、聴く = 鑑賞に耐えるものが少ないように思う。 勿論「見る」を否定するものではない、歌い手のボリュームよりもオーケストラのボリュームの方が大きいことも多いからだが。

七八年ほど前、김 연자の地方公演に行ったことがあったが、その時も同じくオーケストラのボリュームの方が大きいので、高級席ではないにしても、彼女の音声を楽しむことは出来なかった。 残念ながら세타령は演目には入っていなかったが。

先の주현미が歌った 세타령の youtube もあったが、ディナーショーということでこれも歌を楽しむことができない作りのものであった。

今落ち着いて聴けるのはこれくらいだろうか。 6 分とちょっと長いが。