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pip install が効かない

22.04.4 のとき何も考えずに実行できたが、24.04 では python 3.10 から 3.12 に上がったのもあるが、エラーでインストールできず。

error: externally-managed-environment

× This environment is externally managed
╰─> To install Python packages system-wide, try apt install
    python3-xyz, where xyz is the package you are trying to
    install.
    
    If you wish to install a non-Debian-packaged Python package,
    create a virtual environment using python3 -m venv path/to/venv.
    Then use path/to/venv/bin/python and path/to/venv/bin/pip. Make
    sure you have python3-full installed.
    
    If you wish to install a non-Debian packaged Python application,
    it may be easiest to use pipx install xyz, which will manage a
    virtual environment for you. Make sure you have pipx installed.
    
    See /usr/share/doc/python3.12/README.venv for more information.

note: If you believe this is a mistake, please contact your Python installation or OS distribution provider. You can override this, at the risk of breaking your Python installation or OS, by passing --break-system-packages.
hint: See PEP 668 for the detailed specification.

検索すると環境によっては以前もあったらしい。

乱用はするな」という前提で(自己責任: 私は Docker も Jupyter もしない)

pip install package_name --break-system-packages

という方法はあるようで、それを省略する方法として(自己責任)

python3 -m pip config set global.break-system-packages true

とすればいいようなので、これを採用した。
すると pip install yt-dlp も成功できた。

ブラザー・プリンター (2)

顔料 4 色機であるから、写真画質が忠実でないのは致し方ない。
価格.com レビューに「pdf を直接プリントすると縮小される」というのが気になった。
ハガキサイズ 148 x 100 フチナシのカードデザインをプリントしたら 141 x 41 になってしまった。 win ではブラザーのアプリからプリントすればマトモになるらしい。

そこで win はどんなことしてるんだろうと調べた。「フチナシ印刷」。
すると A4 では US レターサイズを指定させていた。
それで改めて Linux 側の設定を見ると Postcard Borderless って用紙区分がある。
ナルホド、じゃ、それを試してみよう。「ナヌッ」 確かにフチナシ印刷にはなっている。
しかし天地左右が 2mm ずつ切れてしまっていた。左端から 2mm くらいのところにコールサインを置いたデザインだったからテキメンにわかる。
「お前、そうじゃないだろう」、フツーの写真ならゴマカシも効くだろう。

斯くしてフチナシの必要が出たときには Epson 機に働いてもらわなければならない。

ブラザー・プリンター

記憶ではずっと Epson EP-801 から EP-811 までオール染料の機種。
しかし何度か水濡れした封筒を受け取ったことがあったので、顔料インクの機種を探そうと思った。
Epson 機での不満は重送(二枚差し)くらいだったが。

「今度ブラザー使ってみようか」
価格.com でピックアップしたのが 2021/09 発売の DCP-J4140N。

  • ハガキが 51 枚積める
  • プリントが高速
  • インクが大容量

モチロン、レビューの「一年ほどで罫線ガタガタ」といったのは読んでいる。
メインが QSL プリントだからと覚悟を決めた。
Amazon ポイントがあったので実質 \20,000 切って購入できた。

ドライバーがこの時代に 32 ビットだというのだ。
クロの思考ノートのページに従ってうまくインストールできた。

無線 LAN である必要性もないから USB ケーブル接続。
セットアップはテストプリントをスキャナーにかけ、自動でキャリブレーションするというシステムだった。 低廉機ばかりの私にはモヤモヤの中でやっていた。

実は去年の分も未発行があったので、3,800 ほどプリントしなければならない。
QSL の印字位置を調整 (glabels)。 取り敢えず 10 枚プリント。「速っ
600 か 700 くらいプリントした頃、「紙送りトラブル」。それを数回繰り返すと「紙送りローラーをキレイキレイせよ」って。 3,800 終わるまで数回キレイキレイした。

このキレイキレイと給紙トレイへの用紙補充、これらの時間を含めて実質 8 時間くらいだろうか、とにかく速かった。データは 300 枚で区切っていた。
ただ排紙トレイからの取り出しがスムーズでない。 A4 なら補助トレイを引き出すから問題ないが。 それでボール紙で排紙トレイを二つ作って元々の排紙トレイの上に置いた。 ハガキサイズをメインでこの機種を使うのは想定外であろうとは思う。

仕様としては給紙トレイはハガキ 51 枚だが、プリントパックのアート上質 180kg で 56 枚積むことができた。 Epson 機は下段でさえ 40 枚程度だった。
80 枚積めるのも他社含めてあるが、プリンターに \50,000 の気はない。