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xnec2c

今まで windows で MMANA-GAL Basic に頼ってきたが、Linux にも xnec2c というアンテナ解析ソフトはある。

それで試してみようと思うが、如何せん参考にするモデルがない。あっても 2m とか 70cm のものが僅かだけ。
已むなく windows の 4nec2 のモデルに頼ろうとするも、4nec2 で描画されるパターンも動かない。

あとになってからモデルリストのページを見つけたが、HF ハイバンド八木といったモデルはなかった。
そうしたところ、今まで気にかけていなかった NEC2 for MMANA で .maa から .nec に変換できることがわかった。
ところが、テーパリング指定(.maa で径に -1)は受け付けないことにガックリ。

取り敢えず、NEC2 for MMANA で .nec をゲットすることが目的なので、ワイアーを分割した 36 ワイアーの 4 エレのモデルを MMANA-GAL Basic で作り、自由空間だけさっと最適化したものとの二モデルから .nec を出力した。
4nec2 はインストールはしているが、 USB メモリに送った。
xnec2c では「正しく読み込めません」とカード設定画面が出てくる。
さもありなん、 CM カードがなく、CE カードから始まっており、しかも値には変な記号が付いていた。

そして GW カード部分も CM カードに入っていた。(ひょっとしたら ANSI で保存しちゃったかな)
gedit で CM カードを一行入れ、 CE として保存してやると、ファイルが開けて外観図が表示された。

しかし、周波数スウィープしようにも動かない。あ、と思ったら FR カードは基準の周波数だけだった。
ナルホド、ステップ数、開始周波数、ステップ幅、終了周波数が設定されていなかった。

FRcard0

それらを設定してやると、スウィープができる。

FRcard1

しかし RP カードの設定がまだよく呑み込めない。

RPsample1 RPsample2

といった奇妙なパターンが描画されたりする。

17m 4el (4)

前回書いた
1,600 (12) – 850 (15) – 850 (18) – 1,900 (22φ 1.5T) – 850 (18) – 850 (15) – 1,600 (12)
は 12φ は細いからであろうか、 やはり撓んでしまう(多分 20cm くらい)。
やはり 19 – 16 – 13 とはチガウと感じた。

二分割するとフツーには次は 9φ になる。
物置を物色すると、「ひょっとしてこれ 9.5mmφか」と思うものがあった。
昔の 50MHz 2 el HB9CV だった。

ノギスを当てると、案の定 9.5mmφだった。
「曲がってさえいなければ」、 12mmφに通すことが出来るのを確認した。
そして NAGARA 2m 10el wide stack のエレメントも同じ 9.5mmφだったので、足りない分はこれを宛てようと考えた。

現用の 3el のエレメント・エンドが 10φなので、 0.5mm は泪を呑むとしよう。
滅多に起動しない windows MMANA-GAL Basic で再計算してみる。

エンドを 9.5φ