このウェブアプリ作者は 2 週間ほど前に AIR アプリも発表していた。これは迂闊であった。(画像クリックでダウンロード・サイトへ)
ウェブアプリと AIR とどちらを採るかは好みかもしれない。
AIR アプリのインストールで今までコケたことがないのに、今回はエラーが起き、PC 再起動でやっと成功した。
インストールすると、真っ白な画面が表示されるが、「ファイル」 → 「新規作成」で左に見慣れたアイコンが並ぶ。
これでデスクトップ上の作業が可能になる。
さて、日本語は先の追記のようにテキスト・エディタからのコピー&ペーストで可能な訳だが、フォント・ファイルのサイズが軽めのものを試してみる。
文字数限定の「懐映体」という 550kb のフォントを ubuntu で試してみる。
このアプリの扱いにくい点は通常の画像ソフトなら、たくさんフォント名が並んだ中から選択しますが、「フォント名」を分かっていなければ、そのフォントが使えないことになる点。
フォント名は id-cinema-light となっているから、フォント名のところに i を入力すれば、i から始まるフォント名が並ぶ。
さて、この出力された mxml に hokk-idcin.mxml と名前を付けた。 コンパイルしてみる。
$ mxmlc mxml/hokk-idcin.mxml 設定ファイル "/home/name/flex/frameworks/flex-config.xml" をロードしています /home/name/flex/mxml/hokk-idcin.mxml: エラー: 無効なコンポーネント名 'hokk-idcin' : コンポーネント名は正しい ActionScript クラス名である必要があります。
エッ、ナンデ?
先の borra と違わんはずだが。・・・・ そう思って先の borra と全く同じ構成にしてみる。borra はウェブ上で作成した。 それでもなおエラーが吐き出された。
AS の場合、クラス名とファイル名が同一でなければならないというのは知っていたが、このエラー・メッセージからファイル名にハイフンはダメとは受け取れなかった。 そんなことも知らなかったのかと言われれば、それまでだが。
さて、swftools では「重い」フォントファイルを用いるとそれなりにファイル・サイズも増えることが知られている。 これも試してみようと思う。
次には ubuntu ではフォント名が表示されなかった「全字庫説文解字」という名前のフォント。 フォントのファイル・サイズが 9.9MB もある。 AIR は windows で作業した。
使用フォント名 | SF Planet Orbiter | 懐映体ライト | 全字庫説文解字 |
---|---|---|---|
ttf サイズ | 35kb | 551kb | 10138kb |
swf サイズ | 39,244 | 39,242 | 39,275 |
この結果からフォントに関しては、所謂「埋め込みフォントは重くなる」の概念は捨ててもよいかと思われます。
Flex の仕様に負うものなのかもしれません。
昨日書いた「Error #2046: 読み込まれたファイルには、有効なシグネチャがありません。」と言うエラーはどうもリロードを 5, 6 回すると、起こるようだ、私の環境では。