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Ubuntu Focal と CQRLog

以前にもチャレンジしていたが、 CQRLog が正常にインストールできないでいた。
CQRLog では mariadb なんだが、標準インストールの mySQL-8.0 がジャマをする。 Ubuntu Bionic では問題なかったのだが。

年明けに GNOME 設定が消えたとき、今回「今更 Bionic でもなかろう」と再び Focal に挑戦することにした。幸い 20.04.1 にもなってるし。

改めて検索すると、次の記事が見つかった。
New Ubuntu and latest cqrlog

mini.iso でなくてもいいだろう、KDE でなくて GNOME でもいいだろうと考え、「最小インストール」を実行した。

sudo apt-get install lazarus git
git clone https://github.com/ok2cqr/cqrlog.git
cd cqrlog
make
sudo make install

これで cqrlog と叩いても、しばらく起動しないし、 mysql のエラーも残る。
cqrlog debug=1 でも変わらなかった。

sudo ln -s /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libmysqlclient.so.21 /lib/libmysqlclient.so

これで起動はするようになったが、入力ウィンドウが閉じられない。 QSO list はスグ閉じてくれる。
そこで思い出したのが cqrlog 2.3 and 2.4 very slow to start on Ubuntu 19.10 の dbus 関連だった。
今の cqrlog.desktop は次のようになっている。

[Desktop Entry]
Name=CQRLOG
Comment=Advanced logging program for hamradio operators
Exec=dbus-launch --exit-with-session cqrlog debug=1
Terminal=false
Type=Application
Icon=cqrlog
Categories=Network;HamRadio
Keywords=Ham;Radio;Log;cqrlog;

これで起動も終了もエラーなく行える。

FT8 そして LOTW

FT8 という新しいモードを知ったのは 7 月上旬だったと思う。
やがて WSJT-X v1.8.0-rc1 をインストール。

早速 17m FT8 をワッチする。
TR8CA が CQ を出していた。
私も CQ を出す。
彼がコールしてきた。(JT65 は QSO 済み)
斯くして FT8 ファースト QSO はアフリカとなった。

しかし、 eQSL も LOTW もニューモードとして認識されなかった。
ログソフト CQRlog はニューモード追加機能があるので問題ナシ。

何日かのち、 eQSL のログ・エントリーはプルダウンに FT8 が追加されていた。
しかし LOTW は LOTW の最新バージョンなら対応できるとロシアのフォーラムから知った。

私の LOTW は Ubuntu Software からの TQSL だったので、未対応だし、 configuration もアップデートのアナウンスは表示するも、イザ、アップデートと思ってもエラーになる。

別件で Ubuntu 再インストールせざるを得なくなった私は、以前できていた Ubuntu Software からの CQRlog も TQSL もエラーが出ることになって初めて PPA からのインストールにたどり着いた。

Ubuntu Mate 17.10beta1 も試してみるが、 Apport のエラーと Ubuntu software からの CQRlog インストール不成功で諦めた。

PPA から trustedqsl をインストールするも tq6 が今回は遅かった。
が、順調に FT8 モードのソレまでの QSO をアップロードすることができた。