"CQ ON3QRP JO21" のデコードに一瞬 "?" と訝った。
決して強くない信号だがチャレンジしてみた。
100Hz 上の信号のほうが幾分か強い。
QRM のなさそうな周波数を選んでそこでコールしてみる。
私のコールに QSY してくれたと思しき信号はデコードされるとは思えないほどだった。
何度か送ってもらったが、徐々に上がって行ってはいるものの依然デコードされない。
申訳ないので "ON3QRP NODEC" を送って今回は諦めた。
一時間半後の HB90IARU も同じくらいの信号でゲットできずとなった。
実は JT65-HF での設定で PTT モードが DTR で test PTT が働き、そして送信もできており、VOX にすれば、 test PTT がグレイアウトすることで、モードは DTR で好いと思い込んでいた。
win でも WSJT-X はインストールしてあり、DTR で test PTT は同じくグレイアウトするが、リグの送信ボタンの点灯が約 27 秒ほど遅れる。
Ubuntu でのそれは約 23 秒ほどであった。
いずれにしても、これじゃ正常にデコードされるはずがないと考えるのは当然だ。
それで VOX というヒントをもらって、試してみて納得できた。
夜深い頃になってから EU に向けて JT65 で CQ。
最後の CQ に呼んでくれたのが QTS というサフィックスのロシア局。
普段 SSB ばかりやっていると滅多にお目にかからない QRA –QTZ のサフィックス。
ロシアは雑魚とは言え、こうなると侮れない。
CQ を出す前に呼びに回ったベルギーの局との QSO に対してこの JT65 モードで初めて SWL カードが eQSL から届いていた。
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