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Flock

Gecko エンジンの軽いブラウザとして、私はよく Flock flock も利用する。

synaptic から消えてからは getdeb しかダウンロードできないものと思い込んでいた。

その getdeb が最近接続しにくくなっている。

ウェブ・ブラウザくらい英語であろうと苦にはならないが、本家を見ても deb ファイルがなく、tar ファイルを展開しても makefile もない。

管理者権限で opt フォルダを開き、そこで展開して flock-browser をコマンド指定することで起動できた。

なぁんだ、そんなことだったのか。 deb ファイルの時は /usr/share だったような気もするが、マァ、いいや。

しかし、その所為なのだろうか、何気に .xsession-errors に 300 行近い記述がログにあるのは

(flock-bin:1836): Gdk-WARNING **: XID collision, trouble ahead

TGIF で大ドジ

Tgif なるアプリで難儀しているという話を聞いて、試してみようと思った。 余計なことしなけりゃいいのに。

tgif のパッケージそのものは synaptic にあったので、カンタンにインストールできた。

検索すると、いろんなディストリビューションでも設定ファイルを書き換える事によって「日本語入力」に成功しているという。

しかし、その元になっているのが Ryumin という ps フォントであることで、他の選択肢がないらしい。

synaptic に確かに ryumin はあった。 しかし、vfdata-morisawa5 という ryumin に当たるフォントのインストールは罷りならぬというものであった。

Contains VF/TFM files for Ryumin-Light, GothicBBB-Medium, FutoMinA101-Bold,
FutoGoB101-Bold and Jun101-Light.

It will be easy to use morisawa.sty of okumura-clsfiles if you wish to use
these fonts in pTeX.

ryuminnoinst

tgiffreezes

更に検索していると、keys_jpn.obj という日本語を含んだ tgif のファイルがあったので、ダウンロードし、tgif に読み込ませてみた。 悲劇はここから始まった。 正常でないのに余計なことをしたからだ。

しかも、「フォントがないよ」というアラートが消えない。 古いアプリなので、そういうことがありうる。

本来の「プロセスの強制終了」で処理すれば、いともカンタンなことだった。

それを迂闊にも Ctrl + Alt + BS で X ウィンドウ再起動とやってしまった。

・・・結果はデスクトップの背景画像は消えるは、パネルは上下共消えるは。

更に追い討ちで PC 再起動。 今度はムラサキのデフォルト背景になり、スタートアップ指定の conky-colors だけが起動していた。

朝になってもう一度試してみると、quadcore の CPU 占率が 50% 60% で推移していた。 dbus-daemon と indicator-applet の二つで。

dbus が絡んでるんじゃと思って、再インストールを決意した。

flex sdk 4 も再インストール

ubuntu lucid にしてからも flex sdk 4 はインストールしていたが、或る時 ver.3.5 の explorer.html は使えないものかという邪心を起こして失敗した。

今度はそんなドジするまいとインストール。 インストールと言っても任意のフォルダに展開するだけ。

adobe サイトには flashplayer-installer の libflashplayer.so を削除とあるので、runtimes フォルダのものをペースト。
そうしなければ、ウェブ上の youtube などが再生できなかった記憶がある。

あとは .profile という /home/name にある隠しファイルにパスを通す。

# flex4 sdk settings 2010/05/26
FLEX_HOME='~/flex'
PATH=$PATH:$FLEX_HOME/bin:$FLEX_HOME/runtimes/player/10/lnx

そこで僅かに残っていた usb メモリからいくつかの mxml をコンパイルしてみた。

flex sdk 3.5 を使っていた人はご存知であるはずのファイルサイズを見たかったというのもある。 3.5 では as ファイルをコンパイルしたものはともあれ、mxml 仕様のタグで書かれたものは押しなべて 170kb ~ 220kb という「重い」ものであったから、気軽にと言うシロモノでなかった。

svg.mxml

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>

<!-- Flexコンポーネントサンプル: mx.controls.Image(イメージ) -->

<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml" styleName="plain" pageTitle="Flexコンポーネントサンプル: mx.controls.Image(イメージ)">

    <mx:Panel id="myPanel" title="イメージサンプル" 

        height="180" width="400" horizontalAlign="center" paddingTop="10" paddingLeft="10">

    <mx:Script>
    <![CDATA[
            [Embed(source="assets/borra.svg")]
            [Bindable]
            public var SvgBorra:Class;            
        ]]>
    </mx:Script>
        <mx:Label color="blue" text="埋め込みイメージは@Embed()ディレクティブを使用します。"/>
	<mx:Image id="borra" source="{SvgBorra}" width="240" height="80" />
    </mx:Panel>

</mx:Application>

タダの svg 画像をパネルに埋め込んだだけのものであるが、ver.3.5 でコンパイルした時にはナント 196,448 bytes もあった。 しかし、ver.4 でコンパイルすると、

$ ~/flex$ mxmlc mxml/svg.mxml
設定ファイル "/home/name/flex/frameworks/flex-config.xml" をロードしています
/home/name/flex/mxml/svg.mxml: 警告: SVG の使用は Flex4 以降推奨されていません。Flash XML Graphics (FXG) を使用してください。

/home/name/flex/mxml/svg.swf (43408 バイト)

どうやら仕様に大幅な変更があったと思われる。 ということは FXG を勉強せねば ・・・。 それにしてもファイルサイズが数分の一、これなら、納得。

ただ ver.3.5 で出力した swf をローカル表示しても、 firefox は「完了」なのだが、ver.4 で出力したものは「fpdownload.adobe.com を読み込みました」とステイタスバーに表示される。 fp とは flashplayer か。

それにしても「FXG とは何ぞや」から始めることになるのか。