Step 7
問題は三行目でしょう。IOTA や DOK/State を調整したい場合に。右端の Award は問題なし。
次の County がクセモノです。これは下にブルーラインが伸びている、つまり Comment to Callsign と連動しているのです。
そして左もスグ左の DOK/State でなくて IOTA にリンクされています。
左チェックを外すだけじゃなく cmbIOTA:TComboBox のプルダウンをてっぺんの (nil) にしておく。 (重要)
Left 259 → 299 に変更して Enter を押す。これで New QSO ウィンドウにも反映され、同時に Comment to Callsign も移動する。
Step 8
DOK/State は排他的に配置されているが、これはフツーに扱うことができる。ただ State はクリックしただけではボックスが出てこないので、オブジェクト・インスペクターの Components 右の (Filter) に editState を入力しても効かないので、下の Comment to QSO をクリックして、オブジェクト・インスペクターでそのスグ下に editState があるので、その editState をクリックした方がいいでしょう。
Step 9
時計アイコンの sbtnTime も削除するワケには行かないが、他のボックスに隠れるならそれもアリでしょう。
全ての調整が終わったら、また外した左チェックをもとに戻す。
Step 10
いよいよ試運転。今度はメインウィンドウ。
日本語メニューだと「実行」 → 「実行時引数」をクリック。デフォルトで「コマンドライン引数」に -DEBUG=0 と入っているので 0 → 1 に変更。OK を押す。
Step 11
「実行」→「掃除して構築」(英語だと Clean Up and Build) をクリック。そのまま「掃除して構築」をクリック。
「ファイル掃除に失敗」のエラーが出る。
Step 12
ここは無視して「スキップエラー」をクリック。
メッセージ・ウィンドウに<「プロジェクトをコンパイル対象:cqrlog 成功、警告:26」といったグリーン帯が出れば成功。警告数は git したバージョンによって異なるでしょう。
Step 13
「実行」 → 「実行」若しくは Lazarus メニューアイコン三行目のグリーンの右矢印をクリック。
正常に起動できれば OK。
Step 14
この実行で /cqrlog/src に cqrlog という実行ファイルができているハズ。
プロパティを見て 58MB とか 74MB とかになっていればアンカーが中途半端になっていると疑うべきでしょう。
sudo cp /home/$USER/cqrlog/src/cqrlog /usr/bin
で /usr/bin にコピーしてやれば反映された New QSO ウィンドウが開くでしょう。
私が最初やったときは MySQL のエラーが出たり、また起動するのに 20-30 秒かかったり閉じれなかったりで散々でした。
sudo ln -s /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libmysqlclient.so.21 /lib/libmysqlclient.so
したり、dbus-launch –exit-with-session cqrlog debug=1 で起動してやっと正常起動にありついたのでした。
PC のチップセットの所為なのかもしれません。
Saku には「CAT 抜きの CQRlog ユーザーがあるとは思いもよらなかった。」と嗤われしまったが・・・
結果を 11 文字コールの過去の QSO を Monaco 13 で表示してみた。