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gLabels で QSL プリント

CQRlog ではログを CSS エクスポートすれば、gLabels でラベルプリントできるシステムになっていた。

ラベルプリントは写真カードなどでは手軽と言えるが、剥離紙から剥がして貼るというのは結構な手数。しかしインクのコストは安く上がるのがメリット。
一方、win Turbo Hamlog で行うような一括ダイレクトプリントも魅力だ。片面だけの味気ない QSL になりがちだが。

gLabels のヘルプを読むと、”Performing a document merge” と書いてあるのだが、gLabels の「オブジェクト」メニューには「プロパティの結合」というコマンドがあり、「何コレ、意味不明な表現」と思いつつ、クリックしてみた。

プロパティの結合

ナァルホド、このコマンドで CSV を読みこみゃあいいんだと、意を深くした。そうなりゃ、用紙設定次第でどうにでもなるワイ。
しかし、ラベルとなるとスペースが狭いので、なかなか思うようにいかない。
70 x 33.9 (A-One) では JARL 転送スペースが取りにくいので、70 x 42.3 を使い、用紙に JAC 7042 (70 x 42.4) を選び、ワクなし転送用コールもプリントするようにした。

label7042

gLabels ファイル zip 圧縮
.glabels は 1kb 程度だが、セキュリティ上の理由でアップロードできなかった。

あとは用紙をハガキに近い A6 サイズでテキトーに選んだ。Generic A6-Full-Page 105 x 148。
それでも印刷プレビューを比較しながら、二時間ほどかかってしまった。

toJARL

ダイレクト・プリントの gLabels ファイル zip 圧縮

ただ win Turbo Hamlog とチガウのは JARL 転送順にプリントといったことができないので、その辺だけは手作業になる(実はこれが最も負担な訳だが)。

conky-colors – CPU temp の grep

メンドーだった所為もあって、暫く conky-colors も 4.3.5 という古いバージョンを使っていた。
Quantal にアップグレイドするにあたって、conky-colors も新しいバージョン 8.1 をダウンロードしてみた。
以前よりインストールが楽になっているのを実感した。
ところが、

$ conky-colors --lang=en --default-color=black --color0=black --color1=blue --color2=white --color3=red --ubuntu --cpu=6 --cputemp --nvidia --hd=default --hdtemp1=sda --photo --network --eth=0 --wlan=0 --ppp=0 --side=right --unit=C

としても CPU Temp が出て来ない。AMD CPU だからなのか。 Intel CPU は 10 年以上使ってないので、その辺の勝手がわからない。

${color}${goto 32}${voffset 4}${color3}CPU   Temp:${alignr 10}${font Ubuntu:size=12}${color3}${execi 30 sensors | grep 'temp1' | cut -c 15-25 ;}

とすると、sensors で temp1 が二個検出されるため、悩んでいた。

$ sensors
it8720-isa-0228
Adapter: ISA adapter
in0:          +0.90 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
in1:          +1.49 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
in2:          +3.31 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
+5V:          +3.02 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
in4:          +3.07 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
in5:          +0.75 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
in6:          +4.08 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)  ALARM
5VSB:         +2.93 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
Vbat:         +3.30 V  
fan1:        1328 RPM  (min =   10 RPM)
fan2:        1171 RPM  (min =   10 RPM)
fan3:        2700 RPM  (min =   10 RPM)
fan4:        1350 RPM  (min =   10 RPM)
temp1:        +39.0°C  (low  = +127.0°C, high = +127.0°C)  sensor = thermistor
temp2:        +33.0°C  (low  = +127.0°C, high = +127.0°C)  sensor = thermal diode
temp3:        +28.0°C  (low  =  +0.0°C, high = +80.0°C)  sensor = thermal diode
cpu0_vid:    +0.000 V
intrusion0:  ALARM

fam15h_power-pci-00c4
Adapter: PCI adapter
power1:       71.74 W  (crit =  95.01 W)

k10temp-pci-00c3
Adapter: PCI adapter
temp1:        +16.8°C  (high = +70.0°C)
                       (crit = +90.0°C, hyst = +87.0°C)

grep コマンドのオプションを調べればいいことに暫く気がつかなかった。
man grep でも埒のあく説明ではなかった。
ネットを検索してもなかなかヒットしなかった。正規表現だと {1} が使えたが、正規表現ではない。そんなオプションそんなに多く使うものではないからだろう。

検索三ページ目にやっと -m というオプションを見つけることができた。

${color}${goto 32}${voffset 4}${color3}CPU   Temp:${alignr 10}${font Ubuntu:size=12}${color3}${execi 30 sensors | grep -m 1 'temp1' | cut -c 15-25 ;}

gLabels と市販用紙

アイボール用の名刺が底になってきたので、gLabels に馴れるという面も含めて、名刺を作成してみようと思った。
地元の家電量販店に行くが、サイズはどうもワンパターンらしい。

間違って両面印刷用の A-one #51604 を買ってしまったが、91 x 55 サイズの 10 面取りなら同じであろう。
さて gLabels を起動しても、ピッタンコのサイズのものがない。

LibreOffice のラベル印刷だと、Avery Asia を選択すれば、まず使えるように思う。
そしてテンプレート・デザイナーを起動しても、リストアップされたされたメーカーと種類を入力してもエラーになったりするので、選び方もカンタンとは言えない気がする。

メーカーは Avery を選択し、用紙に 8414 を選んだが、エラーになるので 8414A と A を単純にくっつけてみた。 意味不明な挙動である。
挙句にメーカーの謳う 91 x 55 をマトモに鵜呑みしてはならないと悟った。
この設定にするまで普通紙とは言えど 10 枚くらいレイアウトのテスト印刷を繰り返したから。

単体の設定

(4) の値は左右の間隔が 4mm であるので単体の値として 2mm とした。

ページの設定

あいにくデザインセンスに乏しいので、フチまで印刷することは考えていないが、その必要があるなら 0.1mm 単位で調整していただきたい。
使用プリンターは EPSON EP-801A、もう三年ほど前の機種だが。

出来上がった名刺