「日本語」カテゴリーアーカイブ

「一昨日ぶりに」

これは別件で見ていたある中学生のブログで目にした表現。

通常の認識では、

  • 三年ぶりに会った友達
  • 5 時間ぶりに救出
  • 久しぶりに会う恩師
  • 暫くぶりに出たヒット

のように「期間」を示す言葉を前置して使うものと思う。
この種の方言も聞いたことがないように思うので、はやりの学生用語なのであろうか?単なる誤用と思いたい。

更に別のブログではあるが、韓国から来た中学生のブログに、「日本語勉強のために机に座ります」とあった。

この場合は韓国語で「机に向かう」ことを 탁상에 앉다 と表現し直訳が「机に座る」であるので、言語発想の問題であるから単なる誤用とは言えない。

変わるのか?日本語

「画像はどこで作っていますか?」

某質問板でよく回答しているが、こういった質問をよく見る。 「自分の PC で」と答えたくなる。 「どのソフトで」という表現は彼女らにはないのであろうか‥‥。

「作った画像はどこに保存したらいいですか?」

これも「自分の好きな場所」と答えたくなる。 そりゃ、講座などでは、私に限らず「png で保存する」とかの表現をとるが、これは何も「png」という場所があるわけでないのは、画像を扱う人には自明の理のはず。 もちろん、この場合「png として」を意味するが。 その疑問詞は「どこ」であろうか? 彼女らには「どれ」という疑問詞はないのであろうか? マウスでクリックする位置を指して「どこ」と表現するのだろうか‥‥。

はんかくさい

尤もこれは北海道や北東北の方言ではあるが‥‥

昔、新聞の見出しにひらがなで「はんかくさい」とあったのを見て、記事を読み始めると、「ん?ん?なんか違う‥‥」
気づいたらナントそれは「反核祭」であった。 新聞が北海道版であったため、記者の発案だったに違いない。

最近地方書店のチラシで目に入ったのが
著者 はんかく彩
でした。 私の住むところから車で 1 時間ほどの町で農業をしていらっしゃる。<
先頃本を出版されたようだ。

短いしっぽ
― 教科書に載っていないホントの農業
ISBN: 4-901644-54-8