17m 4el (4)

前回書いた
1,600 (12) – 850 (15) – 850 (18) – 1,900 (22φ 1.5T) – 850 (18) – 850 (15) – 1,600 (12)
は 12φ は細いからであろうか、 やはり撓んでしまう(多分 20cm くらい)。
やはり 19 – 16 – 13 とはチガウと感じた。

二分割するとフツーには次は 9φ になる。
物置を物色すると、「ひょっとしてこれ 9.5mmφか」と思うものがあった。
昔の 50MHz 2 el HB9CV だった。

ノギスを当てると、案の定 9.5mmφだった。
「曲がってさえいなければ」、 12mmφに通すことが出来るのを確認した。
そして NAGARA 2m 10el wide stack のエレメントも同じ 9.5mmφだったので、足りない分はこれを宛てようと考えた。

現用の 3el のエレメント・エンドが 10φなので、 0.5mm は泪を呑むとしよう。
滅多に起動しない windows MMANA-GAL Basic で再計算してみる。

エンドを 9.5φ

IARU test 2013

1200Z を過ぎて 21MHz のビームを EU に向けても全体的に信号が弱めだった。 (SSN 86)

1320Z 近く 21.357 で ET3AA が聞こえた。
ET ? ES が Estonia だが、 どうも Estonia ではなさそうだ。
qrz.com で調べると、ナント Ethiopia、 オォ、アフリカだ。
EU ビームだったのに強かった。
ビームを振って、三回ほどコールすると、 59 EARS と返ってきた。

さほどパイルになっていなかったのがラッキーだった。
今回の最大の収穫だった。

翌朝 W もパッとせずだったが、 XR3HQ (Chile) はパイルになっていた。
少し呼んでみるが、勝ち目がないと思い、時間を待つことにした。
やっとピックアップしてもらえた頃には恐らく 30 回は呼んでいたであろう。

8N1HQ は 21MHz で、 8N4HQ は 7MHz でできた。
午後に期待したが、 SSN は逆に 66 に下がっていた。

17m 4el (3)

全国的には高温になっているが、ここでは二日間真夏日になったが、午後になると、影ができて外作業も多少のことができる。

750 (10) – 1,100 (14) – 1,200 (18φ1.5T) – 2,500 (22φ 1.5T) – 1,200 (18φ 1.5T) – 1,100 (14) 750 (10)
としても、20cm くらいであっても、どうも「湾曲」感が抜けない。

あちこちまた検索してみると、
1,610 (13) – 850 (16) – 850 (19) – 1,900 (22.5φ 1.5T) – 850 (19) – 850 (16) – 1,610 (13)
という資料を見つけた。

第二スパン・第三スパンが 1m を切っているので、これなら行けるかもと直感した。
しかし、 22.5φ 1.5T などいう規格がアルミパイプにはない。

また 25φ 1.5T に 22φ 1.5T を差し込むという資料も見たことがあるが、フツーこんな組み合わせはしないだろう。 割を入れて差し込み、外側でジョイントするという手は考えられるが。
ブログなどでの制作記事はあるが、個々の状況下での条件があるので、汎用性がないのはともあれ、イザやろうとしても、参考に供されるものがないのは残念だ。

そして、たった一つのアンテナ制作のために余計な買い物もしたが、高価な授業料となった感は否めない。

それで
1,600 (12) – 850 (15) – 850 (18) – 1,900 (22φ 1.5T) – 850 (18) – 850 (15) – 1,600 (12)
とし、22φには 18φ 1.5T x 1,600 をセンターに入れることにした。
まだ重量計算はしていない。
18 と 15 の 1T は手持ちがないので、オーダーした。

エレメントクランプは、去年の 21MHz も日本アンテナの UN-326-HD を使っていたが、今回は NAGARA のものを流用。(昔 10 el x 2 wide スタックも使っていたことがあるし)

Rad はエレメントサポートが NAGARA 製でないので、日本アンテナのものを使う。(1mm 狭い NAGARA 製だとうまく嵌ってくれる)

19 – 16 – 13 で上記サイズを試してみて、「湾曲」が感じられなかったので、それで好しとする。でも、今までこんな持ち方はしたことがなかったが、恐らくこの記事のてっぺんサイズではやっぱり垂れ下がっていたであろうと思う。